化学物質過敏症関係その6:別の角度からの見方

化学物質過敏症センターの「化学物質過敏症とは」
http://www.cssc.jp/cs.html

・周囲の無理解にも苦しむ
実際、明らかな体調不良にもかかわらず、医師らに「異常なし」「気のせい」などと言われ続け、「CS」と診断されるまで、医療機関を何カ所も渡り歩いた経験を持つ方は、少なくありません。

CS=化学物質過敏症、です。
医者でも原因がわからないと言うのは痛ましいことです。
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そのもう少し上にある

・だれにも発症の可能性
 戦後、急激に増えた花粉症も“環境病”の一つだと言えます。杉などが多い山村よりも、車の排気ガスなどで汚染された都市の方が、患者が多いと言われています。たとえば、ディーゼル排気粒子は、IgE抗体を増やす作用などがあります(国立環境研究所のホームページ)。
 昨年まではまったく異常がなかったのに、ある年を境に突然発症する花粉症。化学物質過敏症もこれと同じように、あなたが突然、発症者になるかもしれません。

と言う部分が気にかかります。
国立環境研究所(http://www.eic.or.jp/)ではどこに書いてあるのかわかりませんが、環境省の報道発表資料
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=4125
からでは、ディーゼルの排気粒子で花粉症が悪化するかどうか、と言う調査では

現在の環境における大気汚染がスギ花粉症を増悪させるという明確な結論は得られなかった。

と言う状態のままです。
ちなみに花粉症はスギ花粉だけではなくさまざまな花粉が原因で起こり、病院にいけばどの花粉に対しアレルギーを起こすか調べてもらえます。(http://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/html/001.html 以下多数のPDFファイルで情報があります)
化学物質過敏症では、どの化学物質に反応が出るのか(そして本当に多種の化学物質に反応するのか)調べてもらえるのでしょうか。どこまでが本当のことであるのか判断はつきません。

※(化学物質過敏症に関して嘘しかないというわけではなく、わからない、としか言いようが無い