ゼノサーガ3[終了]

ゼノサーガプレイ日記(グループ日記)
57時間で終了。

感想

3部作の最後という事で、おそらく力の入った作品なんだとは思う。グラフィックもそれなりにきれいだし(2のあの顔の変化に比べれば何も怖くない…)、システムも前2作に比べれば洗練され、ゲームとしてはやりやすくなっている。
ただまぁ、なんというか「通常の戦闘が面倒」と言うのが困りものだろうか。前作も含めて必殺技じゃないとろくなダメージを与えられない、と言う制約があるので、やや面倒。ESは逆に強力で、比較的楽に戦闘出来るのだが。バランス悪い。
シナリオ面は、「勢力が多すぎて覚えられない」「心理学、宗教学的なキーワードがちりばめられ、意味不明」「SF風味ではあるが、いわゆるSFとは違うよね」と言う感じでちょっと厳しい。
ファイナルファンタジーシリーズが「イベントが長い」と批判を浴びることが多いけれど、実のところゼノサーガシリーズの方がイベントは長いと思う。「イベントとイベントを繋ぐ部分で少しだけキャラクターを動かせる」感が強い。ま、終わってしまえばそれもいいか、という感じではあるが。

システム

ゼノ3では、前2作と異なり、スロットターンが無くなっている。SPを得るためやブーストゲージを溜めるために特定のターンで攻撃、なんて事をしないですむだけ、気を遣わずにすむ。また2であった「高さ」の概念も無いので特定の攻撃じゃないと駄目と言った面倒なこともない。遠距離・近距離攻撃の区別はあるが、反撃を喰らう可能性があるか無いか程度で、攻撃そのものが出来る出来ないの区別はないので非常に楽だ。
ES戦の場合も、防御した場合は最初から回復機能があるし、大体の敵は1ターンで1機は倒せるので、通常戦よりストレスは溜まらない。お手軽に必殺技も出せるし、このくらいの簡単さで良いのじゃないかという感じ。ただ、こちらの攻撃の属性(ビームとか物理とか炎とか)があまりにも固定的すぎてちょっとどうかとは思ったが。
 §
ともかく、ゲーム性としては3>1>2の順で楽しめる。1,2までプレイしたなら、3もやるべき。2のつまらなさが逆に3を引き立てる(それで良いのかよ)
邪神モッコスよ永遠なれ。